【院代ブログ】何気ない会話から・・・(天野至)

私は4月から明善寺のご門徒の月忌参りに行かせてもらっており、これまでに色々なお話をさせていただきました。私は会話の中で、「雨は嫌ですね」、「今年の夏は暑くて嫌ですね」、「コロナウイルスの影響でどこにも行けないですね」ということをよく言います。門徒さんも「そうですね、嫌になりますね」と相槌を打ってくださいます。よくある何気ない会話です。私たち院代は、月参りなどの法務が終わったとき、ご門徒からのご要件をはじめ、どのような会話をしていたか住職に報告することになっています。そのため、ご門徒様との会話を思い起こすことが日課となるのですが、私からの話はほとんどが愚痴だということに気づかされました。これは本当に情けないと反省する契機となったことです。浄土真宗は、不平不満ばかりがこぼれ出る、その私の口からこそ、阿弥陀さまは南無阿弥陀というお念仏の声となって現れてくださる、と説きます。まさにお念仏の声が自分自身の愚痴の姿を照らし出してくださっている。浄土真宗の教えと自身の体験が合致したような気がしました。また、そんな私の愚痴話に、笑顔で相槌をうってくださるご門徒の方々には感謝しかありません。僧侶として、人間として未熟な私ですが、引き続き月忌参りに伺った際はどうぞよろしくお願いいたします。お話しすることを楽しみにしています。

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【住職ブログ】リモート祥月参り

9月26日、総代長水本様のお父様の祥月法要を明善寺本堂と水本様ご自宅においてリモートで行いました。その映像を水本様が録画しておいてくださったので、ダイジェスト版に編集しアップいたします。※水本様のパソコンに映った映像そのままです。画像は粗いですが雰囲気だけでも味わっていただければと思います。 https://youtu.be/elqnfMBkpqU リモート法要はコロナ禍でなくとも今後、必要になってくると思います。たとえば法事でご親族が集まられるとき、遠方のご年配の方は長距離の移動が厳しいですし、そういったときにリモートでご自宅で参拝できると喜ばれると思います。 リモートには興味はあるけど、やりかたがさっぱりわからない、という方も多いことでしょう。お問い合わせいただきましたら、明善寺もできる限りサポート致しますので、ぜひご連絡下さい。

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【住職ブログ】明善寺秋季彼岸会へようこそお参りくださいました。

昨日9月22日、可能な限りのコロナ対策を行い、2座にわたる明善寺秋季彼岸会(1回目:11時〜11時30分 /2回目:14時〜14時30分)を無事に執り行うことができました。普段の彼岸会は午後2時からのお勤めですが、はじめて午前11時から執り行いました。すると午後2時よりも多くの方が参拝され、お寺になじみのない方のお顔も見ることができました。普段よりお勤めも短く、法話もない約30分の短縮日程で行う法要に抵抗がありましたが、お勤めできたことは本当に良かったと思います。コロナによって従前の法要スタイルにとらわれることなく、新たな試みを行えたのは良い機会でした。住職挨拶の折に、彼岸に出された本願寺ポスターのことばを紹介しました。 テレビドラマ「半沢直樹」のセリフがきっかけとなって、いま「恩」という言葉が注目されています。前作は「やられたらやり返す、倍返しだ」だったのに、かなり趣向がかわったのでしょうか。(ドラマを見ていないのでわからないです・・・)「恩情」という語に表されるように、「恩」とは、恵みや情けのことで、他の人から恵みや情けを受けることをいいます。世知辛い世の中にあって、いいことばですよね。このご恩という文字、仏教では、より深い意味があります。まず「恩」を心に深く感じ大切に思うことが,仏道修行の要素であると説くのです。ポスター解説によると漢字の「恩」は「因」と「心」からなります。因を尋ねる心です。私たちが今こうあるのは、突然の出来事ではなく、さまざまな原因が重なり合い、あらゆるものに支えられ…

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